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初めての時は辛いからと、うつ伏せにされて、孔にトロリとしたものを塗り込まれた。
冷やっとした感触に震えたら、後ろからぎゅっと抱きしめられた。
「ちょっとずつ挿入するから、痛かったら言ってね」
「う……うん」
入り口をぱっくりと広げられて、そこに今度は熱くて硬いものが当てられた。
入り口で何度か慣らした後、ぐっとナカに押し入れられた。
「あ………」
「学? 大丈夫?」
「うん……そんなに、痛くないけど……へんな感じ」
「まだ先っぽだけだからね。大丈夫そうなら、もっと奥までいくよ」
亜蘭は言った通りゆっくりと挿入してくれたので、息を吐きながら力の抜き具合を覚えたら、灼熱のモノが尻の奥まで入ってきたのを感じた。
「はぁ……ハァハァァ……んんっ……」
「学……学、もうほとんど、挿入った……。ナカすごい、ウネって……温かい……んっ……」
後ろにみっちりと亜蘭を感じて、全身がゾワっと痺れた俺は身を震わせた。
頭の中が全部溶けてしまうように熱くなって、ぽんっと音がして耳と尻尾が同時に出てきた。
「あああっううう……出ちゃ……ああっ」
「嘘……同時なんて……学……だめだよ」
無意識にフワフワの尻尾を揺らしてしまう。パサパサと音がして亜蘭の腹をくすぐるように揺れた。
「ハァハァ……学、だめ……抑え……きれな……」
耳と尻尾を見た亜蘭が荒い息になって興奮しているのが分かった。ナカにいる亜蘭がぐっと大きくなったのを感じて、俺は声を上げた。
「あふっ……んあああっ」
今までゆっくり挿入してくれたのに、一気に引き抜いた亜蘭は、今度は勢いをつけて一気に貫いてきた。
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