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少年漫画とジェンダー論
さて、少年ジャンプ+の連載作品で、なかなか興味深い作品をご紹介いたします。
少年ジャンプの読者層は小学校・中学校・高校・20歳くらいまでをターゲットとしているのでしょう、
漫画の絵柄も手塚風の漫画チックなものから、青年誌にむいているのでは・・と思う大人っぽさを出しているものまで、結構振れ幅が広いなと感じます。
今回はジェンダー的な視点で、切り込みをしたいと思います。
<作品名>
エクソシストを墜とせない
原作 有馬あるま
マンガ フカヤマますく
連載中 水曜日
まず、原作が非常に凝っていて、本当なら原作文章で読みたいなと思わせる完成度です。
どうしても漫画のバトルシーンやスマホ画面の制約もあり、斜め滑り読みをしてしまうのがもったいないほど、台詞が光るところが多くあります。
漫画のキャラ絵柄がかわいらしい感じなのですが、バトルシーンは、少年漫画のお約束通り、迫力がありますし、スムーズにコマを運んで、読者のスクロールスピードを落とさせないようにしてあります。
内容は少年神父(エクソシスト)が、いろいろな悪魔とバトルを行うのですが
主人公の神父君は未成年者で、女性体験がなく、かつ教会の教義にまじめにむきあっている男の子です。
そして非常に強い戦闘力を持っている。
そこにいろいろな悪魔が出てきて、つけこむ、闘いをいどむという筋書きなのですが、悪魔の種類が多彩でキャラ立ちしているので、楽しめます。
私も<いいじゃん>をいっぱい押してしまいました。
原作だけでも、どこかでだしてくれるといいな・・・と思っています。
漫画だと、読むスピード感が優先してしまい、せっかくのよい台詞が脳内に定着しにくいのでもったいない。
精読したい作品です。
でも2回目からは有料(コイン)なので・・・・
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