美人で才媛であっても不幸

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美人で才媛であっても不幸

成育歴から考えると、幼いころ性虐待的なこともあったかもしれません。 精神が不安定になったり、トラウマ、フラッシュバックに悩まされていたとも考えられます。 まず、不眠ですよね。 それと自分の感情表出が抑えきれない、衝動性が高くなることも考えられます。 実際に魚さんの侍女とその人が恋愛関係にあったかどうかわかりませんが、 私的には、彼女のちょっとした思い込みのような気がします。 別の本を調べると「侍女をせっかんして、殺してしまった」とあるので、衝動で、自分を抑えることができなくなった衝動殺人でしょう。 そうして殺人罪で魚さんは処刑されてしまいます。 別の本では享年26歳だったとか。 かわいそうすぎる・・ 彼女が美人でなかったら・・もっと別の人生を送れたでしょう。 漢詩の才能がなかったら・・ 妓楼に生まれていなかったら・・ 彼女の恋愛観はどのようなものだったのでしょうか。 現在もニュースで性被害問題が扱われますが、彼女も被害者でトラウマに苦しんでいたと思います。 森鴎外も彼女の生涯に何らかの驚きを持ち、小説を書いたのでしょうが、機会があれば読んでみたい。 魚さん分析は、男性視点と女性視点では違うでしょう。 私は彼女の成育歴から、推測するに「性被害」という視点を持ちたいと思います。 美人薄命のお話はまだ続ける所存です!
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