□Epilogue〜エピローグ〜

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 千歳は遥陽のほっぺを、優しく触りながら「な?お前は俺に似て、将来はきっとカッコよくなるもんな」と話しかけている。 「アンタこそ親バカじゃん。絶対遥陽に変なこと吹き込んだりしないでよね」  なんか親として心配になる。 こんなパパを持ってしまうことで、悪い子にならないといいけど。   「俺はそんなことしないから」 「ほんとに?怪しいんだけど」 「ほんとだって。なあ?遥陽?」  遥陽は大好きなパパに抱っこされてご機嫌がいいみたいで、可愛いらしい笑顔で笑っている。 「遥陽笑ってるよ。可愛いな、おい」 「ね、可愛い。 ほんとこの子は、なんでこんなに可愛いんだろう」  愛おしい気持ちが溢れて、ずっとこの笑顔を見ていられる。幸せな笑顔、大切なこの笑顔を。 「それは簡単だ。俺たちの子供だからだ」 「確かにそうね。 悔しいけど、アンタカッコイイからね」  イケメンの間に産まれた子から、尚更可愛いに決まっている。 「ほお?それは嬉しいね」 「だから、ドヤ顔しない」   毎日カッコイイと思うのよ、千歳のことは。 「よし、そろそろ式場行くか」 「うん、行こっか」  私たちはこれから、みんなの前で永遠の愛を誓い合う。 【Epilogue〜エピローグ〜】
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