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髪を撫でられながら、キスを交わす。
もう何度目か分からないくらいに唇を合わせているけれど、何度しても季央とのキスは気持ち良かった。
季央の舌が首筋を這う。少し擽ったかったけれど、身体を硬くしてそれに耐えた。
「何?震えてる?怖い?」
季央が直人の顔を見る。
「ちが…擽ったくて」
耐えきれずにくくっと笑うと「こら」と頬を柔らかく抓られた。
「だってさあ」
季央のほうが5歳も下なのに、甘えた声が出てしまう。
「擽ったいってことは、感じやすいってことだよ」
耳元で囁かれてゾクリとする。ズン…と下半身も反応してしまった。
「勃ってんじゃん」
季央が楽しそうに言って、パジャマ越しに直人のモノを緩く撫でる。
「あ、あ、ダメ」
「ダメってなんだよ」
季央は面白そうに言うと、パジャマズボンを脱がせてきた。
「寒くない?」
「ん…大丈夫」
季央の部屋は、しっかり暖房効いていたし、何より季央に包まれてイヤらしいことをされている事に身体は熱くなっていた。
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