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ここは、あれだ。あれしか方法がない。
威圧スキル発動!
私の居場所が探知されれば、あのストーカーが必ずやって来るからね。
「なっ、なんなのよあんた!」
私の後光に、幼きエルフは顔を覆った。
「もう、ゼノに会いたいっていうからさ、呼んであげたわよ」
「えっ!」
顔を真っ赤にする乙女エルフにキュンとして、私はそこら辺の棒を手に取り乙女エルフをドレスアップ!もちろん、ヘアセットはエレガント。薄化粧と全体の汚れを取り除いて、パールで艶を出してみた。
「ゼノー、いるー?」
「はいはい、随分と長いトイレだねえ。カーラさんがご立腹だけど?」
私の横の空気が歪み、ゼノの登場!私を捜しに出る途中だったらしく、今日は茶色のローブを羽織っている。
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