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前のページに書いたことは、少し違うかもしれない。
問題は、耳だ。
マンモスは筋肉量が多く、雪の中でも100km以上歩いて脱出出来るかもしれないと書いたが、無理かもしれない。
耳が凍り付く。耳が凍傷になる。涙やよだれが凍り付く。その場所が凍傷になる。
そこは、38ºcの血液が流れてきても温度が下がっていく。凍った血液が融けない寒さだ。
そこは脳のそばだ。脳に冷たい血液が流れていく。頭部が寒気にさらされて脳の中の温度が下がっていく。
脳がうまく働かなくなる。そうすると、足の筋肉量が多くても、足が動かせなくなる。
象の種類は、耳が大きい。マンモスは、耳も毛に覆われているだろうが、それでどれだけ保温出来るのかわからない。( もっとも、白熊も状況は同じなのだろうが…)
耳の外側は毛が多いかもしれないが、おそらく耳の内側は毛が少ないだろう。象の種類は耳を大きく動かして体温を下げることが出来る。
だがこの場合、体温を下げないほうがいい。
耳の付け根に筋肉はあるだろうが、耳にはあまり筋肉はないだろう。
マンモスは速く移動したとき、体温が上がり、その体温を下げるために耳を動かしたら、耳が凍傷になり、脳の温度が下がって、凍死したのかもしれない。
耳が大きい象の種類は、もともと、高緯度地方には向かないような気がする。マンモスは毛が多い。だが、本当に高緯度地方にいた動物なのだろうか。
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