特別な後悔

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特別な後悔

  眠った街には何もなくて どれほど大切な君の どれほど大切な瞬間を逃したのかと 今夜、後悔は街灯に照らされるように姿を現し 見たくなかった事が見えてくる 時々すれ違う車とその音を聴く耳と 叶わない願いでも願い続ける体全部 特別な夜に思える この夜が特別に思える 後悔さえ特別に思える それならまだ大丈夫だと思える ただ ただ、君に会いたい ただ、それだけ
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