1/1
前へ
/355ページ
次へ

この町で最大の塔を見るとそれは天を突くほどで、これはいちばん高い空に触れようとしたのだろうか、と呟くと、「全ての塔はそうです」と返された。周りにはそれより低い無数の塔が乱立しており、明日には火が放たれ、この塔もあれらも全て灰になり、私が去れば全て無に帰る。 補足 特に含む意味のないファンタジー。 「私」はこの町に最後に来た旅人。
/355ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加