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16 花琳の想い
✿ ✿ ✿
花琳が腕を振ると無数の葉が糸に向かい飛んでいった。葉は糸を切り刻み続けたが、糸は勢いを止めなかった。
糸は花琳に巻き付き、動きを封じ込めた。
「く……」
身動きのとれない花琳に、蜘蛛の牙が迫る。
(だめだ……私ここで死ぬの……?)
花琳が恐ろしさのあまり目を閉じたその時だった。
「『氷結』」
よく通る澄んだ声が辺りに響いた。
✿ ✿ ✿
この声の主……誰かお分かりですね?(^^)
花琳さんのピンチを救うのは、いつだって白雪さんなんですよ……。月島的に、彼は僕プレの王子です。カッコイイや(^q^)
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