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「ただいま~!」
あたしは、ドキドキしながら、家に帰って、新しいお母さんが待っているであろう、リビングに入った。
しかし、そこには、女の人ではなく、四人の男たちが、いた。
みな、年齢はバラバラだが、イケメンだった。
えっ?!
だ、誰?!
男たちは、あたしを見ると、駆け寄って、いきなり抱き付いて来た。
「ミクちゃんだねー!!!」
「きゃー!!!」
あたしは、訳が分からず、悲鳴が出た。
すると、一番年長のお父さんと同じくらいの年の、落ち着いたインテリ風なイケオジが、言った。
「ああ、ごめんよ。まずは、自己紹介だよね。私は、渋谷春樹と言います。
一応、小説家です。お父さんとは、ずっと、お付き合いをしていました」
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