ある意味、初めての夜
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今が運命の分かれ道かもしれないと。 このとき漠然と思ったのだが――。 あとから考えれば、ほんとうに、ここが運命の分かれ道だったのだ。 いや……もしかしたら、 もっと早くから。 たぶん、きっと――。
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