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保健室には誰もいなかった。とりあえずベッドに2人で腰掛けてみる。
室内のBGMは鳥のさえずりと風が奏でる葉音、それからグラウンドで体育の授業をしている生徒の声。それらが僕の速く大きくなっていく鼓動を隠してくれている。
「草間くん、あのね、私ね」
相川さんが何かを伝えようとすればするほど涙が込み上げ、伝えることを阻んでいる。
「引っ越すの、その前にね」
そう言って僕に抱きついた。心臓が爆発しそう。ずっと触れたい触れたいと思っていた人から強く抱き締められて幸せでたまらない。
「気持ち、伝わったかな」
彼女はぐしゃぐしゃに泣きながら僕の顔を見上げた。その顔でさえ愛おしい。
「うん、ありがとう。僕も同じ気持ちだよ」
そう言って唇と唇を重ね合わせた。
相川さんの柔らかくて赤い唇はお互いの唾液で厭らしく艶々と光っていて、僕は食べたいという欲求に駆られていた。
「いいよ」
先回りした回答をされた僕は抑えていた欲求を解放してしまった。獣のように彼女の衣服を勢いよく脱がせていく。全てが透き通るように白い肌。僕はその白い肌を穢したかった。白い肌に歯を立ててみたり、吸ってみたり。
ああ、どんどん赤くなっていく。僕が赤くしている、穢している。自分のせいで彼女の白い綺麗な肌が少しづつ白じゃなくなっていく。自分のせいで。
ブラジャーは外すのではなく、ずりあげる。パンティは太ももまで下げる。これが1番犯している感じがして、たまらない。
白くて控えめな胸を口で頬張りながら、下にある熱を帯びた厭らしい部分を手で触れてみる。
相川さんが口を手で覆い、目をうるうるさせながら僕を見て首を横に振る。
それが僕を鼓舞させて勢いを増させてるのも知らないだろう。もっと嫌がって欲しい。あわよくば抵抗して欲しい。それならもう挿れてしまおうか。
固く腫れ上がったものを、赤くなってパクパクと唾液を垂らしている箇所にあてがってみる。
「待って、草間くん、」
相川さんはゴムを着けるように促そうとしたのだろうが、僕はそんなの聞かない。だってこうした方が嫌がるだろうから。
「ごめんね、相川さん」
彼女の口を塞いで無理やり中へと押し進めた。暖かくてヌルヌルとしていて柔らかい。その心地良さと相反して圧迫感があり、何とも言えない幸福感。
上品でお淑やかそうな顔立ちの癖にぐちゃぐちゃと生々しい音を出して僕のものに吸い付いてくる下のお口は上のお口よりも素直でいい子。でも、そろそろ嘘つきの方の口も解放してあげよう。
「草間くん!やめて!やめて!!」
「相川さん、僕はね、犯したかったんだ、ずっとね、君の顔も声も髪も肌も全て愛してるし、僕のせいで心が壊れてるのもみたい。だから、いいよね。相川さんは嫌がると思うけど」
先生が来ると困るのでもう一度口を塞いだ。彼女は暴れて今までで1番抵抗していた。それが欲しかった。かわいい。かわいい。もっと苦しめたい。
僕は口から首に手を移動させ思いっきり締めながら腰をふった。見る見るうちに赤くなって苦しみに歪む顔が僕の子種を催促しているかのようだ。
彼女の中が急にグニュグニュと動きを大きくして僕のものをギューギューと今まで以上に締め付けた。達してしまったようでビクンビクンと全身が痙攣してその後ぐったりとしてしまった。そのぐったりして抵抗する気もなくなった姿も愛らしい。もう手で口を覆ったり、首を絞めたりしなくても大丈夫。この姿がいい。
「出すね」
勢いよく中で子種が放出された。僕の子種は彼女の卵をぐちゃぐちゃに犯せるだろうか。僕のだから大丈夫。きっと大丈夫。僕と君の子は絶対に美しいよ。一緒に生きていこうね。
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