第二章

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ー ー ー ー どんなに歩いても先が見えない あるのは砂と岩だけだった 琴「私はこんな所で死んでしまうの……」 琴はふと目線を下にやった。 琴「何………これ………」 琴はしゃがみこみ指先でその何かを掬った。 琴「…………血……?」 琴が手に取って見たものは まだ乾いてない血だった その血は所々にあり,まるで道を造るように 遠くまで続いていた。 琴は何も考えず只ひたすらに走った。
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