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琴「とりあえず応急処置は出来た!!
ん……?
あれは……
オア…シス!」
琴は狼を背負い,オアシスへと歩いた。
狼は琴が背負っても抵抗せずぐったりして
息も弱々しくなっていった。
琴「急がなきゃーー!!」
琴は砂に足を取られながらも
地面を蹴って一生懸命走った。
琴………ハァ……ハァ」
照りつける太陽の日差しは生い茂る木々に
遮られ,遠くから鳥の囀りが聞こえてきた。
琴はオアシスに着くと,急いで湖を探した。
途中草木の葉っぱに体を所々傷つけらた
血も流れたが狼の弱々しい息づかいを聞く
たびに琴の足は止まる事はなかった。
琴「ハァ………ハァハァ…………
見つけた……!!」
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