第二章

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琴「とりあえず応急処置は出来た!! ん……? あれは…… オア…シス!」 琴は狼を背負い,オアシスへと歩いた。 狼は琴が背負っても抵抗せずぐったりして 息も弱々しくなっていった。 琴「急がなきゃーー!!」 琴は砂に足を取られながらも 地面を蹴って一生懸命走った。 琴………ハァ……ハァ」 照りつける太陽の日差しは生い茂る木々に 遮られ,遠くから鳥の囀りが聞こえてきた。 琴はオアシスに着くと,急いで湖を探した。 途中草木の葉っぱに体を所々傷つけらた 血も流れたが狼の弱々しい息づかいを聞く たびに琴の足は止まる事はなかった。 琴「ハァ………ハァハァ………… 見つけた……!!」
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