第一章

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… … … … 「~~ぅう…… ゲホッ!ゴホゴホ もぉ~~~何よ!」 何とか無傷だったが本の重みで身動きが全然取れなかった。 「はぁ… 最悪。 どうしよう……」 一応手足をばたつかせてみたり何とか出ようと頑張った。 チカッ 琴「?!…」 一瞬眩しい光がした気がした。 気になって光がした方に目をやると一冊の本が 妖しげな輝きを出しながら光っていた。 最初は不思議に思って触ろうか迷っていた でも、光が小さくなっていくのが分かり一か八かで右手の手を伸ばし本に触った。 その瞬間本から七色の光が飛び出し 私の体を包み込むように輝いた。 琴「キャッーーー!!」 あまりの光の強さに目が眩み瞼をギュッと閉じた。
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