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琴「うぅ………」
琴は燦々と照り出す太陽の下に居た
琴「此処は……?
…砂漠??………
………暑い…………」
そう琴が見たものは見渡す
限りの広大な砂漠だった。
琴は目を見開き,辺りの光景に
ただ呆然としていた
琴「ケホッ…
確か私は蔵に居たはずよ…………」
琴は重い体を立ち上がらせ
服に付いた砂を軽く手で払った。
琴「これは………
きっと夢よ!!
疲れがたまってこんな夢を見てるンだゎ…」
琴はそう言うと瞼を静かに閉じた。
そしておそるおそる目を開けた。
琴「…………なんで??」
目を開けてもまた同じ景色だった
ジリジリと照らす太陽の暑さ,
首から滴り落ちる汗に琴はこれが
現実だと思い知らされるだけだった……。
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