第二章

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琴「うぅ………」 琴は燦々と照り出す太陽の下に居た 琴「此処は……? …砂漠??……… ………暑い…………」 そう琴が見たものは見渡す 限りの広大な砂漠だった。 琴は目を見開き,辺りの光景に ただ呆然としていた 琴「ケホッ… 確か私は蔵に居たはずよ…………」 琴は重い体を立ち上がらせ 服に付いた砂を軽く手で払った。 琴「これは……… きっと夢よ!! 疲れがたまってこんな夢を見てるンだゎ…」 琴はそう言うと瞼を静かに閉じた。 そしておそるおそる目を開けた。 琴「…………なんで??」 目を開けてもまた同じ景色だった ジリジリと照らす太陽の暑さ, 首から滴り落ちる汗に琴はこれが 現実だと思い知らされるだけだった……。
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