🍆茄子農園にて🍆

3/4
前へ
/30ページ
次へ
私はテーブルの上に並べられた 茄子姫料理に生唾を呑み込んでる… 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「お、美味しそう…っ」 … 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「お待たせ~、持ってきたぞ。」 紫藤さんが大切そうに持ってきたのは 果実酒の瓶に乱切りにされた 茄子姫が入ったお酒! これが、茄子姫酒…! 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「わあ…!」 それが、食卓テーブルの真ん中に置かれ 小さなコップも一緒に置かれる。 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「あ、そうそう…ご飯もだ…」 紫藤さんは、ダシ炊き茄子ご飯を用意していて それも、お茶碗に盛ってくれたっ 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「あ、ありがとうございます!」 紫藤さんは微笑んだ… 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「オレの自慢の茄子姫酒 1口呑んでみてくれ。」 紫藤さんが、果実酒瓶を開けると ほわっと茄子姫の甘い香りが広がって 小さな、おたまですくったお酒を 小さなコップに注いでくれた。 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「い、いただきます。」 口に含んだ瞬間、茄子姫の独特で 濃厚な甘味が広がって、ゾワゾワした! 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「蒸留酒に浸けた茄子姫、食べてみて。」 金属のサイバシで紫藤さんは 瓶の底に沈んでる乱切りの茄子姫を いくつか取り出し、小皿に盛る。 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「このお酒、美味しい… あ…いただきます…」 お箸で、蒸留酒につけたあった 乱切りの茄子姫を食べると 体がポッポッしてきた… このしゃくりとした食感 やっぱり美味しい…!
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加