🍆茄子農園にて🍆

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ん…一瞬、ふらっとしたような… 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「オレの茄子姫酒 気に入ってくれたみたいだな 良かった…♪ いただきます…」 紫藤さんも自分のコップに 茄子姫酒を注いで、呑みながら 茄子料理を食べ始め 私も、茄子料理を食べる… 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「おいひぃ…//」 チーズがのせられた 焼き茄子姫、うまぁ~/// お酒がすすむぅ~♪ 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「キミは、さ…巷を騒がせる 紫河童のこと、どう思ってる? 茄子農家のオレからすれば… 茄子を食い荒らす害獣のような存在なんだけど…」 私の食事の手が止まる… 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「紫河童さんは、私の命の恩人なにょ! 河童しゃんのワルグチはゆるしましぇんかはね! あのヒトが…助けてくれなかったら 私、ここにはいなかったしぃ! それに…茄子を食べるのは、いきりゅため! 私なら、自分で育ててるヘタミドリ ぜんぶあげても良いんでしゅ…!」 モグモグと茄子料理を食べてるけど いま、どの料理を食べてるか意識がはっきりしない… 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「…だから、自分で農園をやってるんだ…オレは… 人様の迷惑にならないように… まさか、この娘は…あの時の…」 …? 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「しどう…しゃん…?」 なんだか思い詰めたような顔にみえて 私は首をかしげていた。 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「あ、いや…なんでもないんだ…なんでも…」 しどうさんは、お酒を1口呑んで 茄子料理を食べ進めてる…
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