🍆翌朝🍆

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🍆翌朝🍆

ぁあ…ぅう…頭痛が痛い… ゆっくり、目を覚ますと ちょうど…彼も起きて、着替え 部屋を出ていくところで 裸だった私も慌てて着替え そのあとを追いかけるっ 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「腹へった…茄子…喰いたい…」 様子が少しだけ変、かも…? 私は、彼の後をそっと追いかけ ビニールハウスに入っていくのを確認して。 その、すぐあとにビニールハウスの中から 茄子をかじる音が聞こえてきた! もしかして…生で食べてる? 中に入ると、そこにいたのは まさしく…私を助けてくれた紫河童さんだった! 62dee380-b25c-4456-a63e-0a0aaa5cf521 紫河童 「ヘタミドリ、うまうま…」 私は嬉しさのあまり、紫河童さんに駆け寄った! 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「紫河童さん!ずっと会いたかった!」 紫河童さんが見上げてきて その首もとに勢い良く抱きつく! 紫河童 「ウグッ…グプッ…!」 あ、もしかして首絞めちゃってる? 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「はにゃあ!?ご、ごめんなさいっ」 慌てて、その首もとから離れた! 紫河童 「グフッ…ゴホッゴホッ… る、瑠璃音…!?」 目の前で内股座りするっ 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「はい!愛しの河童さま♪ 」 キラキラした眼差しを向けてたら 少し、照れくさそうに視線をそむけた、河童さま。 紫河童 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「昨日…べろんべろんに酔ってたから 半分冗談、半分本気で訊きたいんだが… キミの家で育ててるヘタミドリ ぜんぶくれるってのは 実際のところ…どうなんだ?」 あ、なんとなく… そんなこと言ったような… 言ってないような… 私は思わず、苦笑していた。
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