🍆出逢い🍆

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助手席のドアを開けてくれた。 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「さあ、乗って…」 私は頷いて、トラックの助手席に乗り込む。 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね)紫藤茄子農園(しどうなすのうえん)に 1度は行ってみたかったんです! まさか、農園主の紫藤さん ご本人に会えるなんて…夢みたい♪」 運転席に乗り込む紫藤さん… この横顔も、くちばしがないだけで 私の命の恩人に似てる… 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「ははは…そんなに 見つめられると照れる…//」 あ… 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「ご、ごめんなさいっ…//」 私は視線を窓の外に向け 火照った顔を冷ましつつ、シートベルトをする。 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「別に…謝らなくてもいいんだけどさ キミに…どこかで1度だけ 会ったことある気がするんだよな…」 っ! 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「あ、それなら私も! 最初に貴方に会った時、感じてました。」 紫藤さんもシートベルトをして 車のエンジンがかかる。 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「おや、そうだったのか! ははは…奇遇だな、キミになら うちでこっそり作ってる茄子姫酒 飲ませてあげても、良いかもしれない…」 茄子姫酒!? なにその美味しそうなお酒! 私 春風 瑠璃音(はるかぜるりね) 「わ、私…お酒そんなに得意じゃないですけど… 茄子姫が入ってるなら呑んでみたいです!」 紫藤さんに顔を向ける。 農園主 紫藤 羅甲(しどうらこう) 「よし、良いだろう。 まあ…楽しみにしといてくれ。」 私はうなずき、車が発進した!
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