もう少しそばにいて

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私の休みは不定期だ。月末に次の月のシフトが決まる。 私が休みの日(その前日から)には私が駿(しゅん)の部屋に行き、私が遅番で朝ゆっくりできる日には、駿(しゅん)が私の部屋に泊まりに来る。 部屋がそこそこ暖まると、私は朝食を作る。 駿(しゅん)を乗り越え、ベッドを出ようとすると、後ろから駿(しゅん)が抱きつき引き寄せられた。 「もう・・・、朝食作れないよ!」少し抗議の口調で言う。 「神秘的な柔らかさだ」少し乳房を触り、いつもそう言ってから離してくれる。 私は、ジェラートピケのパジャマを着て、キッチンに立つ。 サラダと半熟卵のベーコンエッグを作りパンをトーストする。 その間に駿(しゅん)はトイレと洗顔を済ませ、歯を磨き、髪を整える。 「できたよ」 コーヒーを淹れ、小さなテーブルに運びながら、鏡に向かってネクタイをしめている駿(しゅん)に声をかける。 「うん、ありがとう」そう応えて、席に着く。 「頂きます」そう言って、駿(しゅん)はサラダを食べ、ベーコンエッグに手を付ける。
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