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ゾサン:ふ……ふふ……はっはっは!
3人:なっ!?
ゾサン:大丈夫!まだ残ってる物はある!
テテぽん:な、なになに?
ゾサン:テレレテッテテー!「チョコレート!」
ニワン:お、おお……!
ペンペ:これならテテぽんも食べられるよね?
テテぽん:うん!でもチョコレートでなに作るの?
ゾサン:なんでもいいけど……ボクはよく「ガトーショコラ」を作るよ?
ペンペ:がとーしょこら……?
ニワン:ああ!よく上に粉砂糖が、こう、ザーッとかかってて……
テテぽん:それなら食べたことある!おいしかった!
ペンペ:おいしいの?それおいしいの!?(よだれ)
テテぽん:ペンペ、ハンカチ貸そうか……?
ペンペ:(ハッとして)だ、大丈夫だよ!ありがとう!(口元を拭く)
ゾサン:他にもクッキーやスコーンや……なんやかんや作れるよ!こむぎこは万能だから!
テテぽん:やっぱりこむぎこはすごいんだよね!さすがボクの目の付け所は……ゲフンゴフン!
ニワン:(M)ああ、テテぽんの過去の記憶が……。
N:2時間後、数種類のお菓子が焼き上がりました。
ゾサン:出来たぁ!
テテぽん:やったぁ!
ニワン:うまくいったな!
ペンペ:ジュルリ……。
ゾサン:あっ、こら!ペンペ!まだ食べちゃダメだよ!ちゃんとテーブルに並べて、飲み物も準備してからお祝いを始めないと!
ペンペ:わ、わかったよぉ……。(またよだれを拭く)
―一同、出来上がったお菓子をキッチンからテーブルに運ぶ。
ゾサン:さてと。さっきは気分転換にミントティーだけだったから、これから本格的に飲み物作るよ!みんな何が良い?
ニワン:珈琲にして!
ペンペ:僕紅茶ー!
ゾサン:じゃぁ僕はアイスティーにしよっかなぁ。テテぽんはどうする?
テテぽん:えっと……あの……と、豆乳……。
ペンペ:え?
ニワン:え?
ゾサン:え?
テテぽん:だ、だってさ?豆乳はカラダにいいし、低カロリーだし、うんちゃらかんちゃらだから!
ペンペ:……。
ゾサン:……。
ニワン:……。
テテぽん:え?え?ボクなんかおかしいこと言った?好きな飲み物言っただけだよ?……あ、ちょっと違うかも。“普段飲むようにしてる物”かな。
ペンペ:もー!今日はお祝いなんだから体のことなんか気にしないで好きな物飲んでいいんだよ!
テテぽん:え、そうなの?じゃ、じゃぁ……。
―しばらく考える
テテぽん:うわぁ!ごめんなさい!思いつかない!やっぱり豆乳にしとくよ!
ゾサン:ちょ、ちょっと待って!ボクんちに豆乳無いよ!あんまり……その、得意じゃ無くて。
テテぽん:大丈夫、My豆乳あるから。
ペンペ:まい、とうにゅう……?
ニワン:ああ、そういえばテテぽんはいつでも豆乳が飲めるようにタンブラーに入れて持ち歩いてるんだっけ。
テテぽん:さすがニワン!ボクの事良くわかってるね!
ゾサン:ま、まぁそれなら良いんだけど。じゃぁ、それでかんぱい?する?
ペンペ:いいんじゃない?
ニワン:良いと思うよ!
ゾサン:じゃ、ちょっと準備してくるから待ってて!(退場)
テテぽん:あ……。
ニワン:ん?まだなにかあるのか?
テテぽん:友達連れてきてたの忘れてた。(ポケットをゴソゴソ)
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