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俺たちは日本に戻ると、まず親父の元に向かった。
「親父、俺と亜紀は結婚したよ」
「そうか、それはめでたい」
「これから、亜紀の親父さんの墓参りに行って報告して来るよ」
「そうか、よろしく頼むよ」
「おじ様、いえ、お父様、不束者ですがよろしくお願いします」
「亜紀ちゃん、早く孫の顔を見せてくれ」
亜紀は頬を真っ赤に染めていた。
亜紀の親父さんの墓参りに出かけた。
俺は墓の前で手を合わせた。
「亜紀を必ず幸せにします、約束します、二人を見守ってください」
「お父さん、おじ様に真実を聞きました、どうして話してくれなかったの?
これから理樹さんを支えて頑張ります、おじ様がお父様になったので、お父さんの分まで親孝行しますね」
手を合わせて誓った。
俺は亜紀に最後にもう一つお願いをした。
「亜紀、これから真央の墓参りに付き合ってくれないか」
俺は亜紀の返事を待った。
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