二霊目

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二霊目

私は午前五時をまわった頃、土の中から出た。 そのまま家に向かう。 元々歩く方が好きなので目的地までは徒歩で向かった。 目的の家に着いた。 家の庭には私の家がある。 しかしもうそれは私の家では無くなっていた。 私はそこにいた犬に挨拶をした。 犬は最初は唸っていたが事情を説明すると納得してくれた。 同時に私のせいでプレッシャーがあるらしい。 私は世代交代を次の犬に告げて土の中に戻った。 自分の骨を見てからの方が良かったのかなと思いながら。 朝。 「シロ〜!元気してたか〜?可愛いな……あれ?」 昔飼っていた犬の匂いがした気がした。
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