三霊目

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三霊目

俺はこの地球を守るため棺桶の中から出た。 俺はぐんぐん上昇していく。宇宙まで到達した。 国際宇宙ステーションを尻目に俺は地球から遠ざかっていった。 まるで流れる水の如く火の如く光の如く。 俺は勢いを増し身体中が燃えてもお構いなしに素早く動いていった。 目的地が見えた。 しかしそれも絶えず動いている。 それに追いつき着陸する。 この場合陸ではないからそう言わないかもしれない。 入口に近づくと勝手に扉が開く。中には空気なんてものは無い。 奥へ進んでいくと俺と分かり合える友がいた。 彼は俺の言葉が聞こえるようで亡くなった今自由に行き来している。 彼には、地球の方に宇宙船等のいわゆる地球外で作られた物を持っていくな、と言っているので侵略されずに済んでいる……かもしれない。 ぞわっと俺の体に寒気が走る。 どうやらここまでのようだ。 俺は一旦退散し地球にある俺の棺桶(寝床)に戻った。
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