四霊目

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四霊目

俺は土の中から這い出た。 「久々なこの解放感。やっぱり素晴らしい」 上機嫌に俺は道を歩いていく。 目的地は学校だ。 俺は深夜の学校に入り込み、七不思議を探し始めた。 一つ目のトイレの花子さんはなぜか理科室で人体模型と話していた。 花子さんいわく、トイレにずっといるのもいいモンじゃないよ、らしい。 その調子で探していくと残りの一つとなった。 それは『歌う幽霊』らしい。 廊下を上機嫌で歌いながら移動しているらしいがいまだに見つからない。 その日はそれで土の中に戻った。 自分が七不思議の一つとも知らずに……。
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