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あたし、佐伯あやの、24才。
女優を夢見て、上京し、無名の劇団に入った。
よくある話だが、劇団員はお金がない。
アルバイトの掛け持ちで、どうにか、生活費を稼ぐ日々……。
余裕など一切ない。
住んでいるのも、築四十年のボロアパートの三畳一間。
もちろん、お風呂もない。
お金もない。
ご飯は、実家が送ってくるお米と、味噌汁のみの毎日。
そんなある日……。
なめこ汁をすすっていると、いきなり、目の前に男が降って来た!!!
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