コピー解禁

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「自分で決めるのは喫茶店のオーダーぐらい、どこに住んでどんなバイトして、授業のコマ数から、どの単位取るかから、どのサークルに入るか、まで、ぜんぶ、俺の真似してるだろ?」 彼はものすごく、怒っていた。 「お前が何から何まで真似るから、メイワクなんだよ!」 今なら彼の気持ちもわかる。あたしは、彼の「上書き彼女」だったー。
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