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入所に関しての説明を受け、いざ監獄生活が始まる。体を鍛える者、仲間と談笑する小太り、庭で独り色鉛筆で絵を描く者、色んな囚人がいるが、皆この国の国民らしき囚人ばかりで、自分と同じ大陸の出身らしき者は見当たらない。コウジは周りの囚人に気さくに話しかけてみるも、誰もまともに相手をしてくれない。コウジが外国人だからだろうか。1週間ほど1人で過ごし、コウジが孤独に耐えかねていた頃、1人の囚人がコウジに話しかける。
「あんた、まだ1人なのか?」
「そうだ。あんたは?」
「俺には仲間がいるよ。」
「そうか。あんたの名前は?」
「ジュナス・ブルー」
「そうか。よろしくジュナス。」
「いやぁ、申し訳ないがよろしくするつもりはないよ。ただ、あんたの国の人に大恩があってね。せめてなぜあんたが冷たくされているのか教えてやろうと思って。」
「そうか。そりゃどうも。なんでだ?」
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