4月 始業式

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教室に入ると、大体40人くらいの座席が半分埋まっていた 居る人に軽く会釈をして自分の座席を探す あ、あった 僕の座席は窓側から2列目の後ろから2番目 後ろの人はまだ来てなかった そういえば大宮さんの座席を見るのを忘れていたな まあそのうちわかるからいいか 朝のSHRの予鈴のチャイムが鳴る それと同時に前の扉から小さな少女が入ってくる 大宮さんだ ついつい目で追ってしまう そして僕の方までやってきた 「ごきげんよう」 まさか大宮さんから声をかけてもらえるなんて… …って、感傷に浸ってる場合じゃない!! 「お、おはようございます」 少し、吃ってしまった 「前後ですわね、よろしくですわ」 まさか、一番後ろが大宮さんとは… 「そ、そうですね、よろしくお願いします」 彼女には僕が見えているんだな、と 僕は存在感が薄いと思ってたんだけどなぁ…… [作者より] 今回は短めですが… 始業式編はここまでとしたいと思います 次回以降は大宮さんと宇都宮がどう接して(?)いくかなど、「本編」となります 今後の予定ですが、別作品でTwitterのフォロワー様とのコラボを企画し、現在進めている最中です。また12月下旬から1月上旬までは当方、社畜となりますのでこの作品を進めることが困難となります。 出来れば年明け前に公開出来れば、と思います 最低でも1月9日(月)までには次話公開、とさせていただきます どうぞよろしくお願いします
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