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教室に入ると、大体40人くらいの座席が半分埋まっていた
居る人に軽く会釈をして自分の座席を探す
あ、あった
僕の座席は窓側から2列目の後ろから2番目
後ろの人はまだ来てなかった
そういえば大宮さんの座席を見るのを忘れていたな
まあそのうちわかるからいいか
朝のSHRの予鈴のチャイムが鳴る
それと同時に前の扉から小さな少女が入ってくる
大宮さんだ
ついつい目で追ってしまう
そして僕の方までやってきた
「ごきげんよう」
まさか大宮さんから声をかけてもらえるなんて…
…って、感傷に浸ってる場合じゃない!!
「お、おはようございます」
少し、吃ってしまった
「前後ですわね、よろしくですわ」
まさか、一番後ろが大宮さんとは…
「そ、そうですね、よろしくお願いします」
彼女には僕が見えているんだな、と
僕は存在感が薄いと思ってたんだけどなぁ……
[作者より]
今回は短めですが…
始業式編はここまでとしたいと思います
次回以降は大宮さんと宇都宮がどう接して(?)いくかなど、「本編」となります
今後の予定ですが、別作品でTwitterのフォロワー様とのコラボを企画し、現在進めている最中です。また12月下旬から1月上旬までは当方、社畜となりますのでこの作品を進めることが困難となります。
出来れば年明け前に公開出来れば、と思います
最低でも1月9日(月)までには次話公開、とさせていただきます
どうぞよろしくお願いします
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