僕が○にたいと言わない理由

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「ぎゃあああああああああああああああ」  僕は絶叫した。  どうやって振り解いたのか分からない。でもとにかく彼女の手を振り解いて、僕は駆け出す。どこか明るい方、人がいる方、安全な場所に向かって。その後、どうやって家に帰ったんだろうか。  気がつくと、僕は自分のボロアパートに帰っていた。
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