そんなの、君のことが

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結局自由にしてくれたのは午前4時のこと。 それとともに、僕はすぐに眠りの深海へと沈んでいく。 「おっさん、俺のために沢山怒ってくれてありがと」 僕の髪を撫でながら、明君が嬉しそうな、愛おしそうな声でそう呟いていたのも聞こえることはなかった。
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