プロローグ

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「やっぱり勇吹(いぶき)は天才だな! 」 最近周りの人からそう言われることが増えた。 天才なんて言葉は誰が誰かに付けたいだけだ。 俺は天才なんて言われるほど優れた才能を持って産まれた訳では無い。 ただ俺は誰よりも強く憧れる夢に向かって努力を重ね続けた凡人である。 絶対に俺一人では叶えることの出来なかったこの夢。 一度は本気で夢を諦めようと考えた。 でもそんな時に君は俺の手を握り「もう一度立ち上がってよ」と言ってくれた。 だから今俺はここにいるんだ。 さあ今度は二人の夢を叶えよう。
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