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「あの……凛さん……?」
凛のアパートでシャワーを借りて済ませると、先に入って上がっていた凛にベッドへ横になるように声を掛けられる。そして、言われるがままにベッドへ横になると、いきなり両手足をタオルで縛り付けられてベッドのフレームに括り付けられてしまう。着ようとしていた服も無惨にソファーへと投げられ、更にタオルで視界を遮られたかと思うと、そのまま目隠しをするように後頭部でキツく結ばれてしまった。
そのあまりにも予想外の出来事に、オレは抵抗することも忘れてしまっていた。
「野村さんにやられたのって、こんなシチュエーションで合ってる? 私も、冬くんに同じことしてあげるから」
「えっ、ちょっ、凛っ……!? ぐっ、ぐぁっ……!?」
凛の怒っているような低音の声が部屋に響いたかと思うと、凛の両手がそっと腹部から胸部へとなぞられていく。そして、そのまま指先がオレの乳首へと伸びて来た。
いきなりの攻撃に、オレは情け無い声を出してしまっていた。視界を遮られてしまっているため、凛が何をしようとしているのかが全然分かっていなかった。しかし、凛はそのまま執拗に両方の乳首をぐりぐりとツイストしてくる。凛の指先から伝わって来る快感に、オレはなす術なく凛に蹂躙されていた。
「何? 冬くん、乳首弱いの? 野村さんのときも、そんな気持ち良さそうな声を出してたんだ。最低だね」
「うっ、うぐっ!? 凛っ、やっぱり怒ってるんじゃっ……」
「怒ってるよ。私のことを放って他の女のところなんかに行った冬くんなんか、絶対に許さないんだから。ほら、どう? 野村さんにやられるのより、どっちが気持ち良いの? 言わないと、もっと気持ち良いことしてあげないよ?」
いつもの凛とは違い過ぎる雰囲気に戸惑いながらも、オレは徐々に快感に支配されていく。凛に乳首を攻撃され、次第に正常な思考が回らなくなってきていた。
激しくなる凛の攻撃に晒されながら、オレはやっとのことで口を開く。
「そっ、そんなのっ……凛に決まってるだろ! オレが好きなのはっ、凛だけだ!」
「へぇ、そうなんだ? 全然信じられないけど、これならどう? ちゅるっ、はむっ……」
「うっぐぅっ!? ぐぁっ……!?」
温かな液体に乳首が包まれたかと思った瞬間、凛の甘い声が漏れ出してくる。感触から察するに、凛の舌先がオレの乳首を包み込んでいたみたいだった。
凛の唾液が大量に乳首に垂らされたかと思いきや、そのまま凛に乳首を激しく吸われていく。もう片方の乳首を同時に激しくツイストされ、オレは激しい快感に襲われていた。
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