15人が本棚に入れています
本棚に追加
「……で、何で、いきなり、プロポーズなの?」
「だって、責任取らなくちゃって……リカちゃんの将来を台無しにしたから……」
紫音くんは、シュンとして呟いた。
紫音くん……。
ホントに、真面目なんだよね。
そんな紫音くんに、あたしは言った。
「紫音くん、あたしは、たとえ、紫音くんのために死んだって、後悔はないよ」
「リカちゃん……」
紫音くんが、いきなり、あたしを抱き締めた。
「リカちゃん! 好きだ! やっぱり、結婚しよう!!!」
最初のコメントを投稿しよう!