第4章

9/17

12人が本棚に入れています
本棚に追加
/78ページ
俺の口の中で果てたのが恥ずかしかったのか、 生理的な涙を流しながら肩で息をする 勝の口に俺は服を全て脱ぎ捨て 露わになったモノを無理矢理捩込む。 まだ呼吸が整わない勝は苦しそうに 顔を歪ませて俺を睨んでくる。 「苦しい?でも俺始めに言ったよな? 優しくするつもりはないって。 そのまま舌を這わせてみろよ? 俺がしたように。歯は立てんなよ?」 勝の腕を頭上でベルトで結び上げ 無理矢理俺ので栓をした勝の口の中は 手を使うことなんか出来ずに、 首を横に振ってくる。 俺はそんな勝を御構い無しに、 先ほど出た勝の白濁の液を 蕾付近に垂らし、 腕を後ろに回して入り口付近を 指で丹念に撫で回していく。 そうすることで首を横に振り続けていた 勝の動きは止まり、 慣れないように 舌をちろちろと動かすだけで それと同時に燻るような声を漏らしていく。 勝は男のモノを咥え込んだことなど もちろんないだろう。 言い知れぬ恐怖といったところか? 微かに身体を震わせながらも ちろちろと舌を動かす勝を見て 興奮を覚える自分もいる。 周りを撫でつけていた指を なんの言葉も掛けずに一気に奥まで 押し込んだら俺のモノを咥える口から 「ひぃーーー!」と悲鳴をあげて 痛そうに顔を歪める勝に ゴクリと唾を飲み込む。 そのままぐりぐりと指を中で動かしながら 俺はまだ慣れてない勝の口の中に 入っているモノを自分で膨れあがらすために 腰を振るとさっきまで微かに震えていた 身体が一段とガクガク 震えるようになってきた。 「なに?怖いわけ?はぁ… でもそんなんでもう止められねーよ?」 大きな目をカッと見開いて また生理的な涙を流し始める勝を、 俺は嘲笑いながら指を動かしていたら 微かに先ほどとは違う身体の震え方をする 勝を見てここだ!なんて思った。 伊達に男相手にタチをしているわけではない。 そこを執拗に攻め始めたら 先ほどまで恐怖と苦痛に歪めていた 顔が打って変わり、 ウットリとした 顔を見せながら「はぁ…ふぁ…」と 啼き止んでいた声が再び吐息になって、 漏れ始めてきて覚束ない舌遣いも しっかりとしてきたものになってきた。 いつの間にか揺らしていた腰を止め 勝に委ねながら指を増やして 攻め上げていくと徐々に蕾も開いてきた。
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加