第4章

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達哉との初めての時はこんなことなんて なかったよなーなんて、 指で攻め立てながら 勝を見下げると必死に俺のを咥え込んで 見上げてくる涙で濡れてる瞳。 そりゃあ達哉と初めてヤった時は ベッドの中で優しくキスを落として、 一個一個確認しながら脱がしていき、 丁寧に優しく愛撫をしながら 合間合間に 「好きだよ。大丈夫。愛してる。」 なんて愛を囁いて段々とその時を 迎えようとする時に緊張と怖さで 震える達哉の身体を優しく包み込み、 恐怖を取り除くためにキスを沢山降らして 労わるように抱いて啼かせたなー。 なんて考えていた俺は勝の舌遣いが そうさせたのか。 はたまた達哉の事を考えたからか。 勝の口の中で俺のモノは 膨張しており今にもはち切れそうな程に 膨らみを伴っていた。 勝の口から抜き出して 指を蕾の中から引き抜くと 「んっあぁぁぁぁぁ…はぁ…」 なんて色っぽい声を上げてくる。 「挿れるからな?力抜いたほうが 身のためだぜ?」 勝の腰の下にクッションを引き、 膝の裏を持ち上げて足をグッとあげると、 恥ずかしそうに身を委ねて ギューっと目を瞑る勝を 御構い無しに俺はゴムも付けずに 中へ中へと沈めていく。 「ひぃー!!!んっ…いってぇ…はぁ…」 「だから力抜けって言ってるだろ? はぁ…ほら。奥まで入りきってねぇから 力抜けよな?」 「はぁ?こんなにいてぇのにまだ 全部入ってねぇわけ?」 「あぁ。まだ3分の2しか入ってねぇよ。 な?力抜けよ。これじゃあキツすぎて 全部入りきらねぇよ。」 「じゃあ力抜けるようにしてくれよな!」 「はぁ?甘えんなよ。大体優しくなんて してやれっかよ。ほら。力抜けって。」 「じゃあどうやったら力抜けるんだよ!」 「自分で自分のを扱けば? そうすれば今は痛みで萎んだお前のも また大きくなるんじゃね?」 「は?そんなん絶対無理!」 「知るかよ!さっさとしろよ。」 イライラしたような態度をわざと見せると、 ハッと息を飲んで恐る恐る 俺を見つめてきながら、 恐々と自分のモノを手で掴んだ 勝を見てると少し萎えかけていた 俺のモノも再びドクンと脈打って、 そんな肉食動物に囚われた草食動物みたいな 態度を取る勝をさっさと ひぃーひぃー言わせたいと 俺のサドイズムが再び向上した。
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