第4章

17/17
前へ
/78ページ
次へ
達哉の中に俺のモノを一気に入れ込むと あまりの衝撃に身体を弓反りにし、 ぐはぁっと悶えながら咳き込む達哉に 一気に頭が覚醒しだす。 「ごめ…達哉キツかった? 苦しいよな?本当ごめん。」 「コホンっ…何言ってんだよ? 俺が言ったんだから気にすんな。 それより…早く続きしよ?//」 俺が我に返って繋いだまま謝ったのに、 そんなことは気にせずといった具合に 顔を赤らめてそんなことを言うもんだから、 俺はそんな達哉に口付けをして ゆっくりゆっくりと腰を動かしていく。 先ほどまでの苦しみがなくなったのか 徐々に身体が紅く染まりながら、 犯している口内からは甘美な声が 漏れ溢れてくる。 そんな達哉の温かい吐息の息遣いに ゆっくりと動かしていた腰が 自然と次第に早く動いていて、 快楽の淵へと上り詰めるように 奥へ中へと挿し込んでいくと、 俺の口から達哉の口が離れて シーツを握りしめていた腕が 俺の首へと回ってきて更に奥へと 導くように必死に縋り付いてくる。 「んっ…しゅ…んあっ…あっ…」 「はぁ…達哉大丈夫?」 「んっ…んっ…大丈夫だから… だから…もっと動いてよ?//」 「もう…可愛すぎだな。全く。 ほら。気持ちいいか?ん?」 「あっ…あっあぁぁぁ…しゅん… 奥まで…奥まで入ってくる…んっあっぁ」 「達哉も…はぁ…俺のを締め付けて 中トロトロにしてるよ?うっ…」 「だって…だって///んっあっ… しゅんのすげぇキモチいいもん… あっ…俺…壊れちゃう///んぅ…」 「いいよ?くっ…壊れて?溺れて? 俺も…はぁ…達哉の中は最高だし… ふぅ…達哉は可愛すぎて妖艶で 淫らで淫乱だけど…溺れてるぞ?」 「ばっかじゃねぇの…///? あっ…もぉ…イキたい…ふぁ…」 「いいよ?一緒にイこうな。」 再び達哉の舌を絡めとりながら 中を思いっきり突き上げていくと、 上も下も繋がってて最高にキモチいい。 達哉のを出してやろうと腰の動きに合わせ 達哉のモノに手を這わせ 激しく上下に扱きあげてやると ほぼ同時に上り詰めていった。 「なぁ…しゅん?」 「なに?」 情事後の後片付けをし、 達哉の髪を撫でながら 微睡んでいると、 目を見開いた達哉から 声がかかった。 「んー…大好きだぞ。んふふ。 じゃあおやすみ~」 おやすみと言った途端に可愛い寝息が 聞こえてくる達哉の額にキスを落とし 俺も意識を手放していった。
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加