第6章

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達哉が風邪引いて三日後。 今日は朝からちゃんと起きて、 熱も無事下り、 食欲も戻っており、 遊楽へと働きに行く達哉を見送り、 俺はある場所へと来ていた。 仕事の方はこの三日間休んでしまったが、 透は俺が達哉にゾッコンなのを 応援してくれる部分もあり、 明日から行けば問題無いみたいだ。 「あ。駿太。」 「よぉ。宮本先生。 あんたのおかげで達哉治ったよ。 ありがとうな?」 「それは良かったが患者じゃない人に 薬を渡すのはご法度だからな? ちゃんと埋め合わせしてくれるんだろ?」 待ち合わせていたホテルに 勝が既に待っており、 そう言って財布から 10万を抜き出して俺に渡してくる。 「あぁ。だから来たんだぜ? それで?金くれるってことは 抱けばいいわけ?わざわざホテル予約して?」 「あぁ。お前も嫌いじゃないだろ?」 「ふーん。まぁここ三日熱で魘されて 可愛い達哉を前に抱けなかったのも あるからいいけどさ?どうされたい?」 吸っていたタバコの煙を吐き出して、 天を仰ぐように見る勝を見てると 小さな声で「めちゃくちゃにしてくれ。」 なんて聞こえて俺の顔が歪む。 「ふふ。来いよ? とりあえず全部自分で脱げば?」 ベッドに乱暴に連れて行きそのままの勢いで 倒してやるとそれだけで声をあげて、 俺がジーっと見つめてるのを恥ずかしそうに 視線を外しながらもチェックのシャツの ボタンを一つ一つ外していき、 中に着ていたロングTシャツと共に 一気に脱ぎだしで露わになった上半身。 それを食い入るように見つめながら カチャカチャと音を立てベルトのバックルを 外してGパンも脱ぎだす。 「あ。ベルト貸してくんない? 後パンツもちゃんと脱げよな?」 「そこはお前が脱がしてくれよ!」 「え?やだよ。めんどくさい。」 「もう!じゃあそんなに見るな!」 「なんで?勝のそこもう立ってるから? は。本当変態淫乱だな。 俺はまだ見てるだけしかしてないぜ?」 「もうお前は一々言うなよな! あっち向いてろよ!」 「無理。早く脱げよ?」 急かすように言葉を投げ掛けると、 「くっそ~!」なんて言いながら バッと脱ぎ捨てたパンツの中から まだ触れてもないのに勝のモノは 天を向いていて、 そのエロい身体に 俺はゴクリと生唾を飲み込む。 勝の身体に追い被さり カチャカチャと音を立てながら 勝の身体を固定してやる。
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