第6章

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「え?待って早くない?」 あまりの早い出し方に 思わず突っ込んでしまうと、 唇をギューと噛み締めてきっと見上げて、 睨んでるだろうが生憎目隠しを やってるため本当のところは分からない。 「だってお前が焦らすからだろ!」 「それだけで?違うだろ? 視界が使えないから身体がいつも以上に 敏感になってるだけだろ?くく。」 「もう!一々言うなって言ってるだろ!」 「だっておもしれぇもん。 いやー。勝って本当にドエムで 淫乱で変態だな?そんな感じた?」 「うるせーよ!」 「あーやっべ。本当面白いわ。」 「なんなのお前…んったぁ!」 「大丈夫。指だから。 とりあえず力抜いとけよ?」 話してる途中に指を勝の中に挿れると 身体が一旦跳ねて痛みに顔を歪めてる。 でもその痛みもお前は感じるんだろ? ほら。ローションもぬめりも無い指が 無理矢理中に進めてるだけなのに、 短く息を吐きながら ジワリと中が濡れてるぜ? 指を上壁に擦りつけながら奥へ奥へと 進めていくと力を抜くことの意味が やっと分かったのか、 指一本ギリギリしか 入らない中にやっと奥まで進める事が出来た。 「痛いか?」 「痛いけど…キモチイイ…んっはぁ…」 「やっぱりお前ドエムだな。最高だぜ?」 「くっ…うるせーな…」 「どうしてほしい?」 「は?」 「指どーしてほしい?」 挿れたまま動かさずに問いかければ さっきまでの強気はどこにいったのか、 蚊の泣くような声で「動かして…」 という勝に俺は歪んだ笑みを浮かべ、 クイっと折り曲げて肉壁を擦り上げていく。 クルクルと指を掻き混ぜるように 肉壁に擦りあげていくと少しずつ穴が 広がっていき、 指を増やして 奥を突くと一段大きくなる甘美な声。 「んあぁぁぁぁぁ…はぁ…駿太…」 「気持ちいいんだろ? 中濡れてきてるぜ?」 「あっ…んっはぁ…うん… スッゲェ気持ちいい…んあっ…」 「それは良かったな。」 満更でもなさそうで足を開いて、 自然に揺れてる腰に 中はトロトロに濡れ出してきて、 さっきから喘ぎ声を出して、 身体を捩じらせ紅く染め上げて 俺の与える刺激に溺れている勝。 そんな事を考えながら勝を見ていたら 俺の自身に熱が溜まっていき、 パンツの中で窮屈そうにしてる。 片手は勝の中に突っ込んだままで もう片方でパンツに手を掛け全部脱ぎ捨てた と同時に指を抜いて一気に勝の中に 自分のモノを挿入していった。
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