第6章

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「んっ…いってぇ!!!はぁ…はぁ…」 「痛かった?ごめんごめん。」 「んっはぁ…お前謝る気ないだろ?」 「あ。ばれた?楽しくってつい。」 「はぁ…うっ!あっぁぁぁ!んっ…」 いきなり動き出す駿太の腰使いに 何も考えられなくなり、 キリキリ痛む俺の中とその痛みが 次第に気持ち良くもなってきて、 ただただ悲鳴に似たような声しか 出せない俺に駿太はそれでも 遠慮なく我が物顔でパンパンと腰を 打ち付けてくる。 「あっ…あぁぁぁぁぁ…んっあっ!」 「はぁ…スゲェ中引き締まってる… くっ…そんなにイイの?コレが。」 「あっあぁぁぁ…駿太のがイイの… んあぁぁ…はぁ… 駿太のがすげーくんの…あっあぁぁ…」 「ふーん?…はぁ…俺もお前の中 最高にキツくてエロくていいぜ?うっ…」 「あっ…あっぁぁぁ…スゲェイイ… はぁ…キモチイイ…んっはぁ!あっ…」 ただ駿太が突いてくるモノに 俺は喘ぐことしか出来なくて。 何かにしがみつきたいのにそれさえも ベルトで結ばれた手は許されることもなく、 ただがむしゃらに打ち付けられる腰に 俺は駿太の動き合わせるように 自分の腰を動かしていくと、 上り詰めたモノは弾けていった。 どうやら俺はあまりの快楽に 果てたと同時に意識が飛んだみたいだ。 目を醒まし、 痛む腰に手を合わせて… 手や視界が自由に使えることに気づき、 キョロキョロとホテル内を見回すが 駿太の姿がそこには居ないことに気付く。 とりあえず汚れた身体を綺麗にしようと バスルームに向かい、 熱いシャワーを浴びて 流れていく水を見ながらふと 自分の気持ちが冷めないことに気付く。 あんなに激しく突かれ駿太の愛撫は 愛情こそはないものの、 激しく狂うような動きで 気を失うような腰使い。 俺は今まで女としか寝たことがなく、 女を攻めることしかしてこなかったのに いつの間にか駿太の攻め方に溺れて、 金を払ってまで抱かれたいと思ってる。 熱いシャワーを浴びてるせいなのか それとも俺の身体が火照ってるせいなのか。 中にまだ残る駿太の名残りを 駿太の指使いを思い出しながら 掻きだしていくと、 バスルームにクチュクチュと水音と 自分の切ない喘ぎ声が響き渡り、 聴覚が刺激され 先ほど二回出されたモノが再び熱を持ち出し 大きくなったソレを駿太のことを 思いながら扱き出し バスルームに自分の卑猥な音が 響き渡っていった。
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