第7章

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達哉のモノは俺の腹に擦り合わさり、 俺は中に出してという達哉のために 最後の追い上げをして中に果てた。 「はぁ…達哉大丈夫か?」 「んっ…んっ…なぁしゅん?」 「ん?どうした?」 「もう一回して?」 「はい!?」 「だーかーらーもう一回して?って!」 「えっ…でも…達哉身体…」 「いいから…むしろ気絶するぐらい ガツガツして?そしたら眠るから。」 「眠るって飯は?」 「いらねー。明日からは食うから。 ほら早くして?」 「参ったな… 気持ちは達哉の身体を大事にしたいのに 身体は正直だ…。 分かった。後ろ向けよ?」 達哉にもう一回してなんて言われるなんて 空から槍が降りそうな勢いで、 頭は達哉の身体を労わりたいのに、 身体は正直で先程果てたくせに、 大きくなってる俺のモノを 四つん這いになり、 お尻を上げて俺を見つめる 達哉の中に俺のモノを進めていく。 先程俺のモノを咥え込んでいた達哉の中は 簡単に俺を奥までと誘い、 ガムシャラに腰を打ち付けながら 達哉の自身は俺の手で腰の動きに 合わせるように動かしていくと、 嬉しそうに腰を揺らしながら さきほどとはちょっと掠れた喘ぎ声を 口から零していき枕をぎゅーと握り締めて 俺の与える快感に溺れていってる。 二回目の射精は初っ端から 激しく攻め続けたこともあり早くも 絶頂を迎えてベッドにぐったりと 横たわった。 「達哉…?大丈夫…? ん?寝てる…?」 顔は満足したみたいな表情なのに 目からは一粒の涙が綺麗に静かに ツーっと達哉の頬を滑っており、 俺はそれを指で掬うと 汚れた達哉の身体を ホットタオルで拭いてやり、 スウェットを着させ布団を掛けてやり 頭を撫でてやる。 こいつ母ちゃんと二人暮らしっていうけど 実家帰るたび情緒不安定過ぎないか? もしかして母ちゃんとなんかあるのか…? 達哉…俺はいつでもお前の味方だ。 お前が話しを聞いて欲しいなら いつでも聞いてやるぞ? 助けて欲しいならいつでも助けるぞ? 俺から無理に聞くことはしないけど… 一人で抱え込むのはよくないだろ? なぁ。達哉?何を抱えているんだ? 時折心から笑ってないときがあるよな? それは俺じゃダメなのか? 俺が達哉を救い出すのは無理なのか? 俺はお前を助けてやりたい…。 一人で抱えこんでほしくない。 なぁ達哉…?俺はお前を愛してる。 お前の全てを愛してる。 いつの間にか俺も眠りの世界に入っていった。
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