第8章

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丁寧にゆっくりゆっくりと達也の 上半身を洗っていくと、 時折切ない吐息が達也の口から漏れてくるが、 恥ずかしさが勝ってるのか中々素直に 啼くことがない強情な達也。 俺はそんな達也を素直にさせたくて、 やっと上半身を洗い終わったところで あえて中心を避けて俺の手を滑らせる。 太腿の付け根を丹念に擦りあげていき、 そのまま太腿、すね、足の甲、指の間 へと滑っていく俺の手。 そして足先まで辿り着いたら 俺の身体を後ろから密着させて、 椅子と達也の身体の隙間から ふくろはぎ、太腿を撫でたところで 中心部は避けて脇腹へと滑らせ、 そのまま背中、脇などを撫で上げると 俺の予想通り。 達也の頭は素直じゃねぇけど 身体は素直で見ても分かるぐらい 達也の中心はパンパンと膨れてる。 俺はそれに笑みをこぼしながら くっついていた達也の耳元で 「椅子から降りて俺の上に乗ってよ?」 「んっ…なんで?…」 「洗えてない部分洗ってやるから。」 涙目で見つめてくる達也の瞼に チュっとキスをすると、 椅子から降りて、 俺の足の間に膝を抱えて座ってきたので 俺は達也の足を自分の足で広げると、 「うっわ///」なんて悲鳴が上がってくる。 床暖房があるお陰で浴室の床は 直に座っても冷たくないし、 流されたままの シャワーはお湯が出っぱなしだから それもまた床を温めてくれる。 俺はボディーソープを再び取り出し 泡立てるとグッと達也の自身を掴み上げ、 後ろの双方へと片手を回した。 「くっ…はぁ…」と悶える達也を さっさと素直に従わせたい衝動に狩られる。 自身に這わせた手はゆっくりと。 双方は柔らかい引き締まった感触を 楽しむように撫で回していくと、 耐えきれなくなったのかやっと 素直に声から甘い声を出している達也。 首を横に振りながら撒き散らす色香は 最高な物でもっと乱れた達也を見たい。 俺は双方を揉んでいた指を割れ目に這わせ 焦らすようにゆっくりと中へと進めていく。 「んっあっ…はぁ…んっ…」 「達也…」 「はぁ…しゅん…んっ…」 「あ。奥まで指入ったぞ?」 「うん…うん…はぁ…」 泡の力もあり、 滑り込むように入っていった指を 敢えて動かさずに自身の手だけは ゆっくりと緩く上下に擦る。 ほら。達也素直になれよな? こんなのまどろっこしいだろ? 達也が一言言えば俺はその通りに動くぜ? なぁ…達也…おねだりしてみろよ?
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