第9章

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珖に怪しく笑いかけられて恥ずかしいけど、 そんな風に言われたら… 珖が熱い視線で俺を見つめてくるから、 その瞳を見ながら自分で扱くのは まるで珖に犯されてる気分に陥る。 「んんっ…んはぁ…珖…あっ…」 「悠二さん…いいよ…すげぇ可愛い…」 「あっ…珖…ふぁ…んあっ…」 「俺に見られて感じてんの?ふふ。 ほら…もっと手を動かして?」 「あっ…あぁ…もう…珖… 珖もやってよ…んっはぁ…」 「なに?どうして欲しいの?」 「あっ…はぁ…珖ちょーだい…? もう…俺珖が欲しいよ…」 「もう欲しいの?素直だね?」 珖に見られて自慰行為なんて、 見つめられて身体が熱すぎて、 早くその熱を吐き出したくて堪らない。 珖にちょーだいって言うと チュっと口付けられて、 珖が俺の足の間に入ってくる。 自身を動かしていた手を止めると… 「あ…手はそのままでお願いしますね? じゃなきゃあなたが求めているモノは あげませんよ?ふふ。」 妖しく妖艶な笑みで微笑みかけられた。 仕方なくユルユルと自身を動かす手を 再開すると腰の間に枕を押し当てられて、 ヌルっとした感覚が割れ目を這う。 それが珖の舌だと分かった瞬間、 ブルっと俺の身体が震え白濁の液が 珖の顔に飛び散った。 「あ…あ…珖…ごめ…拭いて…?」 「いいですよ?これぐらい。 それに一石二鳥ですよ。」 優しく笑ってくれて顔についた白濁の液を 指で掬い始めてその行為すらも 珖がやってるってなると色っぽく見える。 そんな俺の気持ちを知ってか、 口端に垂れてる白濁を舌で舐めとる珖に 見られ俺の喉がゴクリと鳴った。 手のひらにまとめた白濁の液を、 ぐちゅぐちゅと鳴らして俺の割れ目に 珖の舌で塗り込んでくる動きに、 あまりにもエロいその行為に、 身体がビクビクと震えだす。 「んっはぁ…ふぁ…んんっ…珖…」 「んん…おいしいね?ふふ。 悠二さんの色んな液が混ざり合ってて…」 「んあっ…あっ…んあっ…珖…」 「あ…ほら…ヒクつき始めた… 悠二さんのここ…いやらしいね…?」 「んん…あっ…きもちいい…んはぁ… んあっ…珖…珖…」 珖が這う舌が、熱くて気持ちよくて。 まるで珖の舌によって舐められてる所が トロトロに溶け出しそうで。 珖の言葉攻めは最高にエロくて、 それだけでヒクついて早く珖が欲しいって 俺の身体が全身で言ってる。 珖の頭に指を差し込んで 身を捩って身を委ねる。
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