第46回 勝浦編①

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第46回 勝浦編①

「カツオ・漁港とひな祭りの街・勝浦(かつうら)①」  山中、大変に驚きました。勝浦ですよ!勝浦!まず、 「気」 が全然違う!ビックリした。南房総国定公園だけある。子供の頃降りたったきりで、房総半島一周で、勝浦、通過は何十回あったのですが、再度行ってみて、 「ちょっと、房総南部・勝浦は気が違うぞ!?」 20d2a38f-e13f-4f4f-94c4-1efe5a787e15 と、驚いています。追って解説していきます。 4d3b53fe-4c1f-4ec1-b432-d0e70b26ade6  元々、首都圏の方はご存じでしょうが、「勝浦」って地形の構造上、夏に猛暑日になったことが一度もないのですよ。湾が深く、海水の温度の関係上か?冬温暖なのに、夏涼しいのです。  また、今回、大感動しましたのは、430年の歴史をほこります、能登の輪島、岐阜の飛騨高山と並び称せられます、日本三大朝市で有名なのが、 「勝浦朝市」 054bcbfb-9667-43d8-8467-bbe47c592383 でして、山中も、朝早く午前6時からやるといいますので、ちば駅から始発電車に乗り込み、朝一で行って参りました。(これも追って語ります)  まあ、感動しましたよ。  今回、勝浦、遠見岬神社(とみさきじんじゃ)で、あの有名な、 「ひな祭り」 34471d5b-50e2-4fa7-a675-bc5d1b77e0ea 594cc9fd-98ee-45a5-84f3-a2f6b956044e があるというので、それも抱き合わせで行ったのですが、まずそのひな祭りが、街を挙げて総力で開催しており、団結力と言いましょうか、皆さんの熱気からして、「気」が違うのですよ。 99a2da3b-1cb7-49f6-9c9d-4ac9b955fa41  そのお人形を、一つずつ丁寧に「手作業」で並べていくの、祭り開催中、毎日やられているということで大変に頭がさがり、その並べるところがまず見られて感動しました。  開催日によっては、お隣、月の砂漠の唄で有名な「御宿(おんじゅく)」とも連携して、オープンカーになったバスも運行しており、まあ、お祭りを盛り上げてくれますよ。  観光客の人たち大満足で、そうだよなあ、東京に近いので、ちょっと足をのばせばすぐ来られる場所だよなあ。  山中も、取材、これから房総半島南部も、力を入れていきたいと思います。  勝浦って、地名聞いて、関西の方は「あれ?徳島にも和歌山にも同じ地名あるよ」と思われた方、沢山いらっしゃると思われます。そうなのです。関係あるのです。  元々、徳島と和歌山の人たちが、黒潮に乗って移住してきたのが、ちば、勝浦なのです。だから、ちばって、徳島、和歌山の方々に、凄く関係あるのです。  黒潮つながりですね。  さてさて、その「朝市」のことなのです。  肖像権の関係上、写真ではあまり「市」に人が写っていませんが、実際にはもっとにぎやかです。それと、写真の女性は「掲載してもいいよ」と許可をとっておりますので、様子を載せました。 3c3fd11b-d14d-4b60-a39a-4d26353c038d  まあ、単刀直入、朝市で一発でわかったのですが、ちば、そして勝浦の人って、 「明るい!」(笑) 人、多いですね。ちばって地域性がめちゃくちゃあり、行くところによって文化が全然違うのですが、勝浦、漁師さんの街なので、漁港の人、漁師さんも「男前」で、荒々しい人が多いのですが、それでも、明るい!!  それに、「いい人多い!!」 俺、ビックリ!したわ。  まあ、その朝市で、わらび餅売っている店もとても美味しかったし、ホウレンソウ、小松菜も地場で採れた新鮮なものを売っており、ましてや50円まけてもらっちゃった。  その「掛け合い」が大変に面白く、一発で気に入ってしまいました。  なかでも、地域でも有名な、朝市の看板になっておられます、東京から移住されてきた勝浦朝市に魅了された女性が、 「おでんや」 4d5bfa8d-7c8e-429e-b200-5c74bdf4148f  開いておりまして、朝市を盛り上げようと頑張ってらっしゃいました。    丁度、初カツオの水揚げの季節であり、そうなのです。勝浦は、全国的に有名な、 「かつお」  の産地であり、春と秋の季節に水揚げがメチャクチャ多いのです。  そのかつおを使った「かつお節」のお店さんに、この女性は魅せられてしまったみたいで、そのかつお節を使った、「おでん」をいただきました。 「美味しい!」(笑)  食いしん坊山中、いやー勝浦、ハマる。それに、「勝浦タンタンメン」も有名なのですよ。元々、地元の方々が食べていたものが、有名になっちゃったみたいです。  ただ、山中、朝早く行き過ぎて、お店、朝10時半じゃ支度中で飲食店やっておらず、腹ペコで他のもの食べちゃったので、かつおの料理と、勝浦タンタンメンは食べることが出来ませんでした。また、今度、食べにこよ。  何か、この朝市、毎日とか、週末、遠方からはるばる来られる方も多いみたいですね。これ、ハマる理由わかるわ。水曜日以外は毎日やっているらしく、本当に「市」なのね。地場のもの、魚から野菜、何でも新鮮なもの売っていますよ。  何か、幸せな気分になりましたよ。  勝浦は、その他、勝浦漁港、勝浦城、八幡岬、勝浦海中公園、鵜原理想郷、県立博物館分館、等々、見るとこ、聞くとこ、食べるとこ、自然沢山、何でも満載でして、とても一回じゃ魅力を伝えきれないので、何回かに分けさせて戴きます。    あと、これも掲載しなきゃならない。  勝浦にも、当然ご当地キャラがいまして、公認キャラクターは、 「カッピー」 1f4dac94-2e01-4419-9c1b-6c2ac59cf782 と、言いまして、かつおをモチーフにしております。チーバくんと並んで撮らせてもらいました。  まあ、魅力沢山!!  何か、房総半島南部もいいですね。また、マニアックな話題ですが、お隣の街が、鴨川市なのですが、鴨川は「安房(あわ)鴨川」であり、こっち、勝浦は「上総(かずさ)」であり、つまり、勝浦とは、「安房の国」と「上総の国」と、 「国」が違う!(笑)  のですよね。マニアックだなあ。文化が微妙に違うのです。  そんなこんなで、いや、この「朝市文化」「ひな祭り」は是非とも残したいです。  後世に残したいものがある。それがあるって、 「素敵」ですね・・・。 a66d65db-17c6-4c02-99e6-50615161b840 Fin
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