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第50回 神崎編①
「発酵の街・神崎町(こうざき)①」
行って参りました。「発酵の街・神崎」です。またこの街が、「味」があっていいのですよ。本当に、
「味」
と言いましたが、本当に「味」が「テーマ」の街なのです。追って解説していきます。
神崎町自体は、人口6000人の最小の自治体です。面積も52番目で、南に成田市、東に香取市に挟まれていますので、特色がないか?と、思われがちですが・・・
実態は全くの、
「逆!」(笑)
鉄道は、下総神崎駅だけなのですが、圏央道の神崎インターチェンジがあるのですが、この街の、
「たくましさ」
には、「脱帽」です。まあ、ビックリですよ。文字通り、「発酵の街」なのです。街北部に利根川が流れおり、江戸時代から江戸に物資を運ぶ、水運の街です。だから、自然に「発酵食品」の街になってしまったのでしょうね。
元々、有名な蔵元があり、300年以上の歴史を誇ります。何しろ、ビックリしたのが、今回、久しぶりに、
「新酒祭り」
があったのですが、何と新宿駅から臨時の特急電車!(笑)が、出ちゃうくらいなのです。街を挙げて凄いですよ。街の人口の10倍くらいの人が、来ちゃうのだもの。ビックリですよ。
ましてや、久しぶりの開催だったので、みんな「堰」を切ったように、いい意味で異様な雰囲気でしたよ。みんな、今まで「我慢」していたのが、よーくわかりました。
まあ、凄かった!何が凄い!って、
「熱気」(笑)
ほら、「お酒」のお祭りでしょ?結論から言ったら、終わりかけの夕方になったら、へべれけに酔っぱらった人達の「大集団」になっちゃって、道路の端っこに座り込んでいる人達だらけになっちゃって、本当に、
「酔っ払いカーニバル」
ですよ。(笑)
山中も、はるか昔、一日に3合から4合のんじゃう大酒のみで、一升瓶がすぐに空いちゃうとんでもない日本酒とうだったのですが、体壊して、煙草も酒も一切止めました。
両方、良薬なのですが、ほどほどがいいですね。煙草も一日60本吸う、チェーンスモーカーでしたので、よく止められたなと今更ながらに思います。
今回、肝いりなのは、ちばの行政で一番偉い方もいらっしゃっており、目の前で見て写真を撮っちゃいましたよ。(笑)でも、掲載したら怒られるので、いらっしゃったことだけお伝えしておきます。
その他、時代劇に、あの夜8時43分頃になると、毎週テレビででていらっしゃる方々も来ており、祭りの規模の大きさにビックリしました。
とにかく、お酒、つまり「発酵の街」なのです。「発酵食品」が、街の「目玉」の街なのです。だから、「味噌」とか「パン」も、発酵食品ですので、街を挙げて凄く進んでいますよ。
それも、山中がヒントを得たのはこの街で、その何に「ヒント」を得たかというと、
「道の駅」
なのです!(笑)
この街の「道の駅」が、まあ凄い人出で、これが日本の未来の姿と、
「確信」
したのです。今回も、地場の野菜他、味噌、醤油、お酒、パン、まあ、発酵食品の「オンパレード」。これが、地域の活性化の答えですよ。
しかし、問題は、エブリスタのある私の尊敬している作家さんのお一人が、公共交通で「ちばよい」を紹介しているのが助かるとご指摘をうけまして、私も悩んだのです。
私、運転免許は持っていますが、ペーパードライバーでして、教習所の教官にスピードを出し過ぎるから乗るなと、指摘を受けているのです。ですから、もっぱら、鉄道、バスでの移動がメインで、よく考えたのです。
シニアの方、小さいお子さん、障がいをわずらっているひとことを考えたら、道の駅が、車社会と共に発展するのは、とてもいいことですが、社会的に車に乗れない人達は、どうすればいいのか?と。
とどのつまり、やはり、行政による、
「コミュニティーマイクロバス」
の運行が、ベストではなくても、ベターですよね。社会に沢山いらっしゃるのですよ。だから、山中も「道の駅」は一押しなのですが、条件つきで、社会インフラを整備してもらって、弱者も「道の駅」に行けるようにして欲しい、という「強い願い」があります。
この神崎の「道の駅」にも、当然、コミュニティーバス他、高速バスも、東京駅八重洲口から出ていると知り、安心して、
「これなら、益々発展する」
と、胸をなでおろしました。本当に、圏央道に面したこの神崎の道の駅の発展ぶりは凄く、バイカーの人も沢山いらっしゃり、自転車の方も多かった。お店の商品も、発酵食品の品揃えもよく、発酵食品に興味のある東京方面の方々が沢山来ている
「事実」
を考えると、ちばの「いすみ市」(大原)の、伊勢えび、タコ他、食材の新鮮さ、グレードの高さから、東京のシェフの方々が沢山集まってきて、街が「味」の「テーマ」の街になっちゃったのと同じで、この「発酵の街・神崎」は、街自体が、
「answer」
ですよ。大変に参考になる。「味」の街です。
とにかく、こういう街自体が、ベクトルをひとつにまとめて、その地域地域の特産物と結びつけてみんなで突き進みますと、物凄いエネルギーを生み出しますね。本当に今回も思いました。
臨時特急電車には驚いた。お手本ですよ。お手本。この、ちば北部地区も凄いですね。利根川の南側の自治体!
今度、我孫子(あびこ)も行かせて戴きますが、この利根川って凄い河川なのですね。
神崎町の発展をみていると、ヒントの詰まった
「玉手箱!!」(笑)
益々発展して欲しいですよ。
神崎町②のほうでは、その他、街のシンボル、
「神崎神社」
他、歴史の旅を皆様としたいと思います・・・
Fin
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