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会社内ではアメリカウェブと組んでサイバーセキュリティと闇鬼メンバーの派遣業務を行っていてマッスルカーブのトレーナーやBDタクシーとしてVIPを運んだり、ロケバスのBD兼運転手、中華料理のコック、フードデリバリーの仕事をしていた。そして裏の仕事として潜入捜査、盗聴を行っていた。
「本当に会社に乗り込んで来るのだろうか?」
「うん、盗聴した矢頭組の会話では7時頃ビルにトラックを突っ込んで入
口を確保して残りが乱入するらしい」
「ほう、思いっきった事するね」
「うん、楽しみ。トラックはマギーとジェニファーがライフルで撃ってタイヤをパンクさせて阻止する、後は敵を建物の中に誘い入れて始末する。外でやちっや行けないんでしょう」
「うん、建物の中に入ってくれれば建造物侵入の罪で逮捕できる。何かを壊せば器物破損、ビストルを撃てば殺人未遂だ。どの道威力業務妨害で立件できる。
でも過剰防衛ならない程度に頼む」
「わかっている」
「それで矢頭は?」
「五反田の近藤組の組事務所で人員と武器の調整している、現場に近い五反田にいつまでも居ないで錦糸町の事務所に移動するんじゃないかな」
「では、我々は錦糸町に行く。こっちのメンバーは?」
「私と蓮華、桃華で間に合いそうだけど」
「美喜さんも連れていこうか」
「わぁお、男が相手だと燃える人どうなるか」
「しかし、僕の行動を把握していない彼らはずさんだな」
「それは三雲さんの変装が上手いからじゃない」
「なるほど…それにしても」
武田が逮捕され後、山田組の人間は大阪から亮を尾行していた。
途中新幹線の中で亮と三雲は入れ替わり
三雲はキャシーを六本木のマンションに送り、大崎の会社へ行き仕事をして、その後社員と飲みに行き尾行していた者は社員が社長と呼ぶので三雲を社長と信じ切っていた。
その後、偽亮三雲は品川駅に向いルーセントホテル品川のロビーでケイトと待ち合わせ部屋に入った。
「スーパーモデルと
お泊まりか…羨ましい限りだ」
「そうですね」
尾行していた二人は羨ましそうな顔をして三雲とケイトを見ていた。
ケイトと三雲は腕を組んでエレベーターに乗った。
それを撮影した男は写真を送って電話を掛けた。
「どうしますか?俺たち部屋を取って監視しますか?」
「どれくらいの値段だ」
「今空いている部屋がジュニアスイートで1泊12万円だそうです」
「馬鹿野郎外で野宿しろ、朝二人がホテルを出るのが確認できたら團を尾行して報告しろ」
「了解しました」
〜〜〜〜〜〜
「あぁ、今頃部屋でいい事やっているんだろうな」
「なぁ、髪の毛が金髪という事はあそこも金髪かな」
「そりゃそうだろう、そこいらのエセ金髪違ってあそこもふわふわの
金髪だろう」
「ですよね」
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