上川銀太エンド

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◆◆◆◆ そして銀太とのお付き会いは順調に3ヶ月が過ぎていった。父母にも報告してお互いの両親にも軽く挨拶はしている。 とても大事にされているのが分かるし、楽しいけど……。 「真琴、今日このまま泊まっていく?」 「……」 キス以上の事がまだない。 ハグもキスもするけど、何故か先に進まない。 そもそも銀太はリビングのソファで寝るから寝る場所さえ違うワケで。 「真琴?」 「泊まる、けど……」 「けど?」 「毎回ソファだと申し訳ないし、一緒のベッドで寝ようよ」 「オレはソファで大丈夫だよ?お風呂わいてるから先にどうぞ」 これだもんね。 私に魅力がないせい? うーん、と首を捻りつつ浴室へと向かう。 もう3ヶ月経ったし、そろそろ良いんだけどな……。あんまりそういう欲ないのかな? そんな事をグルグル考えていたら少々長風呂をしてしまった。 髪を乾かしてリビングに行くと。 「……」 銀太がソファで寝ている。 疲れてるんだよね、今日もお互いの仕事終わりに会ってるし。明日は休みだからこのまま寝かせてあげよう。 寝室から毛布を持ってきて、隣に座る。 寝顔、可愛いな。 「ふぁ」 何だか私も眠くなってきたかも。 銀太に寄りかかって、目蓋を閉じた。
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