この世の理

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この知らせは瞬く間に伝わり、誰もが耳を疑った だが、ミナは閖様のいちばん信頼がある付き人 誰も嘘とは思わなかったが、いきなりの女王の消失に驚きは隠せない 決行日の午前11時 閖様はミナと話していた それは最後の遺言か、たわいのない話だったのか… ミナは涙を流しながら話していた 本当は彼もこんなことはしたくない できることならずっとお側にいたかった この世の理とは、残酷なのである
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